養殖魚について
養殖イケス
堅田漁業協同組合では、南紀白浜にて、「マダイ・クエ」の養殖を行っています。
養殖イケスでは、薄飼いにして育てています。
- マダイ
- クエ
マダイ(真鯛)は、その美しい体色と体形から、古くからお祝い事に広く用いられています。 味も日本人の好みに合い、刺身や塩焼きなどにされます。 堅田漁業協同組合のマダイは、大きなイケスにて薄飼いにし、 できる限り抗生物質等は与えずに育てたマダイです。
マダイの養殖方法
- 1
稚魚の飼育
陸上の養殖施設にて、1.5~2cmぐらいに成長するまで育てる。(孵化後約50日)その後、湾内の波がおだやかな所にあるイケスに移します。
- 2
海上での養殖
薄飼いにし、抗生物質等はできる限り与えずに育てます。800g~1.2kgサイズになるまで育てます。(約2~3年)
- 3
出荷前
出荷の3ヶ月ぐらい前に、黒いシートをかぶせた養殖イケスに移します。(マダイに日光が当たると黒くなるためです。)
- 4
出荷
800g~1.2kgに育ったマダイを、全国の市場・量販店などに出荷しています。活魚の出荷も行っています。
堅田漁業協同組合では「クエ」の養殖もおこなっております。
クエの養殖方法
海上での養殖
専用の養殖イケスにて、薄飼いにして育てます。決まった時間に一定量のエサを与えるため、自動の餌やり機にて自動でエサを与えます。使用しているエサは、飼料メーカーの方に頼んで、独自の配合設計にしています。 特に出荷前の魚に与えるエサには、十分に配慮したものを使用しています。